株式会社武蔵野 小山昇社長の著書 儲かりたければ社員を愛しなさい 「超」ホワイト経営の新常識 の 武蔵野流 社員の愛し方 の中で、株式会社武蔵野様で運用されている、サンクスカード表彰制度や罰金制度についてお話しされています。こういったルールを導入されたことで、現在では年間10万枚以上のサンクスカードが流通しているそうです。
当社サンクスカードアプリについても、ご紹介いただきました!
以下本文引用)
独自の表彰制度の一つに、「サンクスカード表彰」があります。「サンクスカード」は、人のよいところを見つけてほめたり、感謝の気持ちを伝える仕組みです。
どんな人もほめられたり感謝されると、元気になれます。大きな手柄だけほめるのは、年に一、二回しかその機会がありません。それよりも、小さなことをたくさんほ められたほうが、人はやる気になります。
当初は、感謝の言葉をカードに書いて相手に渡していました。現在も手書きは変わりませんが、株式会社エヌエスケーケーが開発したアプリで行なってます。
この取り組みも、単に「サンクスカードを贈ろう」と呼びかけだけでは、なかなか浸透しませんでした。そこで一般社員は月に10枚以上、パート・アルバイトは月に5枚以上のサンクスカードを贈ると、500円がもらえるようにしました。逆に、幹部社員は月に20枚以上贈らないとマイナスの評価になります。
こうして現在では、年間10万枚以上ものサンクスカードが社内でやり取りされています。きっかけは半ば強制的でも、次第に進んで贈り合うようになる。それでいいです。
そのサンクスカードを年間で「最もたくさん書いた人」と「最もたくさんもらった人」に贈られるのが、「サンクスカード表彰」です。
サンクスカードが社内に浸透すると、誰もが少しでも他人のよいところを探す意識を持つようになります。よい面に注目することが心の習慣になることで、社内の雰囲気がずいぶん明るくなりました。おのずと物事に対しても、プラスの面が見えるようになるものです。
他人の欠点をあげつらったり、物事のマイナス面ばかりを指摘したりするのでは、人が育たないどころか、人のやる気をくじき、組織をますます沈滞させるだけです。
私は年間1,500枚ほど、お客様や社員にハガキを送ります。表も裏も手書きです。
最近はハガキを書く人がめっきり減りました。年賀状すら出さない人もいる。受け取っても、表裏ともプリンターで印刷してある。これではありがたみが感じられません。
社員へのハガキは、誕生日(配偶者も)や結婚記念日など、いろいろな機会を見つけて書いています。これを続けるには、それ相応の時間と労力が必要です。
つまり、それだけの関心をいつも社員に対して向けていないと、書くことはできません。「関心を持つことが愛である」..それが私の定義です。
小山昇『儲かりたければ社員を愛しなさい 「超」ホワイト経営の新常識』
PHP研究所 (2019/9/17)
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2013年11月5日 制定
株式会社エヌエスケーケー
代表取締役社長